昨今の情報漏洩事故が増えてくるにつれて、業務用のパソコンでソフトウェアのインストールも制限されることが多くなってきました。
ファイルを比較する時などに、定番のDF、WinMergeなどのソフトウェアを使用せずにWindowsのファイル比較コマンドを使用して差分比較をする方法を備忘録として残していきます。
OS:Windows10pro
Windowsの比較コマンド
差分ファイルの事前準備
まずは差分のあるファイルを準備します。
今回は以下のようなファイルを準備しました。
ファイル名:a.txt
aa
bb
cc
ファイル名:b.txt
aa
bb
cc
ファイル名:c.txt
aa
aa
aa
ファイル比較
コマンドプロンプトを起動します。
ファイル名を直接指定して実行するには「Windows」+「r」で起動することができます。
名前に「cmd」を入力して、OKをクリックすると、コマンドプロンプトが起動します。
比較するファイルが置いてあるフォルダに移動します。
cd 移動したいフォルダ
比較したファイルが存在しているか確認します。
dir
fcコマンドでファイルを比較します。
fc 比較ファイル1 比較ファイル2
差分あり
差分がある時はファイルの内容が表示されます。
差分なし
差分がない時は「相違点は検出されませんでした」が表示されます。
オプションもあるのですが、確認次第、随時追記していきたいと思います。